アイワホームの家は「アイワS903工法」により、木造住宅の3階建では取得不可能とされている「耐震等級3」を実現しています。
耐震等級3の家とは、近年で言うと2016年の熊本地震のような大地震にも耐えうるような、強靭な耐震性能をもった住宅を指し、国土交通省が認定します。
建築基準法で定める1.5倍の耐震性能が求められており、例えば2016年熊本地震で最も揺れの激しかった熊本県益城町では耐震等級1以上をクリアした家の約4割が損壊する中、耐震等級3の家の損壊は約1割にとどまり、それも軽度で抑えられたとのことです。
*日本建設学会の調査
しかし南海トラフ巨大地震などの大地震の脅威が想定される中、現状に満足せず、より耐震性能を高める事を目指し取り組みを続けております。
その取り組みのひとつが「壁柱」を利用した耐震補強です。
<壁柱工法とは>
柱と柱の間に、角材を連結させた「柱材でできた壁(壁柱)」を埋め込むことで、地震発生時にその壁が揺れを吸収し、倒壊を防ぐ工法です。
*(一社)大阪府木材連合会ホームページより引用
特定の部屋をこれで重点的に補強することで、たとえ地震で建物の一部が壊れる事があっても、倒壊を防ぎ、住む人の命を守る事が可能です。
近年、木造住宅の耐震性を低コストに高める仕組みとして注目されております。
・このためのプラスのスペースが必要ない
・断熱性能など他の家の性能に影響しない
という点で施工上のハードルが低く、また弊社の場合使用する角材は、主に自社プレカット工場で出る
端材(材木から必要な部分を取った余り)を活用するため、新たな費用を頂くことなく実施可能です。
<実際の施工例>
1階の一部屋を柱壁によって強化しております
これからもアイワホームでは「財産になる家づくり」を実現する、さまざまな取り組みを行ってまいります。