家づくりにおける「換気」の重要性は、2003年の24時間換気義務化以降、飛躍的に高まりました。2026年現在、高性能住宅を謳うメーカーの多くが「第1種換気システム」を標準採用、あるいは高額なオプションとして提案しています。

「第1種換気」とは、機械で給気と排気の両方を行うシステムで、一般的に冷暖房効率が良いとされる「熱交換器」を搭載しています。一方、アイワホームが主に採用するのは、排気は機械、給気は自然に取り込むシンプルな「第3種換気」です。

「第1種の方が高性能に見えるのに、なぜアイワホームは第3種なのか?」
その答えは、吹田市の気候特性や35年という長期スパンで考えた「家族の健康」と「家計の負担」にあります。住宅営業の華やかな言葉の裏にある物理的な現実を、私たちの視点から紐解いていきましょう。

1. 吹田市(6地域)における「熱交換」の費用対効果を再考する

熱交換器が最も威力を発揮するのは、外気と室温の温度差が極めて大きい北海道などの極寒地です。熱交換によって回収できるエネルギー量は、室内外の温度差が大きければ大きいほど増えるという性質があります。

■ 吹田における現実
吹田市(6地域)の冬の平均最低気温は3℃〜5℃程度で、室温20℃との温度差は約15℃です。一方、マイナス10℃を下回る北海道では温度差が30℃を超えます。

【結論】
吹田において、高額な投資をしてまで回収すべき「熱」はそれほど多くありません。機械を動かし続ける電気代を考えると、シンプルな換気で浮いた予算を、断熱材(セルロースファイバー等)の強化に回す方が遥かに合理的です。

2. 「ブラックボックス」化するダクトの恐怖

第1種換気システムの最大の懸念点は、家中に張り巡らされた「ダクト(配管)」の内部にあります。

  • 10年後のダクト内部:フィルターで取りきれなかった微細なホコリが堆積し、結露が発生すればカビの温床となります。これはメンテナンスを怠った際に起こり得る深刻な問題です。
  • メンテナンスの難しさ:ダクト清掃を業者に依頼すると、1回で数万円から十数万円の費用がかかります。

■ アイワホームの選択
第3種換気はダクトをほとんど必要とせず、給気口のカバーを外して自分で掃除ができます。「目に見える範囲」で完結するメンテナンス性こそが、家族の健康を守る絶対条件です。

3. 吹田の夏にこそ「第3種換気 + 自然素材」が効く

吹田の夏は気温以上に「湿度」が問題となります。実は、多くの第1種換気(全熱交換器)は、外の湿気を室内に戻してしまう性質があります。

アイワホームでは、湿度のコントロールを機械ではなく「素材」に任せます。床や壁の無垢材(杉・檜)や、呼吸する塗り壁・杉の腰板(koshiita)が、室内の湿度を一定の範囲に保ちます。この「素材による調湿」があれば、第3種換気で自然に空気を取り入れても、室内が不快な湿気に支配されることはありません。

4. 消費電力とランニングコストの冷徹な計算

第1種換気は給排気の両方をモーターで回し続けるため、消費電力も大きくなります。月々の差はわずかでも、35年間回し続ければその差額は数十万円に達します。

熱を交換して節約した暖房費よりも、システムを動かす電気代の方が高くなってしまっては本末転倒です。私たちは「エゴ」ではなく「エコ」の設計を重視しています。

5. ZEH基準(みらいエコ住宅2026事業)との兼ね合い

2026年度の補助金制度において、ZEH水準(UA値0.6)のクリアは必須です。第1種換気を使えば計算上の数値(UA値)は良くなりますが、アイワホームは機械で数値を稼ぐ「ドーピング」のような手法を良しとしません。

メンテナンス不安が残る機械に頼るよりも、断熱材(セルロースファイバー)や外壁(ALC)といった、劣化しない構造そのものを強化すべきだと考えています。

6. 音のプライバシーとALCの役割

第1種換気には、ダクトを通じて各部屋の音が漏れる「クロストーク」という弱点もあります。標準採用の厚さ37mmのALCパワーボードは圧倒的な遮音性を誇りますが、外壁に無駄な穴を開けないシンプルな第3種換気と防音フードを組み合わせることで、その遮音性能を最大限に引き出した「静寂な家」が完成します。

結論:アイワホームが大切にしている「引き算の美学」

家づくりにおける高度な技術とは、複雑なものを足すことではなく、不要なものを削ぎ落として本質を磨くことです。

  • 換気は「第3種」でシンプルに:故障リスクを減らし、35年後も自分で掃除ができる安心を。
  • 快適性は「素材」で作る:無垢床や漆喰壁の「天然の調湿能力」は、どんな換気扇よりも心地よい。
  • 断熱は「外皮」で守る:ALC外壁とセルロースファイバーによる重厚な層があれば、エアコン1台で室温は安定します。

アイワホームは、流行のスペック競争に惑わされることなく、35年後も「この家で良かった」と言える実利ある家づくりを約束します。


この記事の監修・発行元

株式会社アイワホーム
所在地:大阪府吹田市高浜町
創業:1991年(2026年で創業36年目)
事業内容:吹田市を中心とした土地仕入れ・注文住宅の設計施工
特徴:吹田の気候に最適化した第3種換気と自然素材の家づくり。ALC・セルロース標準採用

公式サイト:https://aiwahome.com/
地域メディア:吹チャン!

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