生活の多くに家とクルマは必要なものですが、そのクルマの駐車スペースを確保することは狭小な土地では容易なことではありません。
狭小地の家づくりのプランでは、多くの駐車スペースは狭いビルトインガレージとして家の中に設置されます。
しかしビルトインガレージは構造上、壁や柱が、車庫入れやクルマの乗り降りなどの邪魔になってしまう場合が多く、毎日のストレスの積み重ねは、大げさではなく心身に影響しかねません。
通常は「仕方ない事」と諦めるところですが、
このたびアイワホームは、これまでのビルトインガレージの作り方を抜本的に見直し、より付加価値ある形でご提供することとしました。
「なんとかこの柱をなくせないか」と模型を作るところから始め
その取り組みが実を結んだ家がようやく完成しました。
ポイントは左下のひろびろとした駐車スペース。この部分に壁がない事で、単なるガレージスペースにとどまらずさまざまな事に活用できます。
<ガレージとして>
・車庫入れやクルマの乗り降りが非常にラクに!気分もスッキリ!
<風通しの良い「テラス」として> ~多目的に使えます~
・風通しが良く、気持ちの良い場に
・毎日の物干しスペースに
・薬草(ハーブ)を吊るした乾燥スペースに
・子どもたちの遊び場に:ブランコや夏はビニールプールなどを置いて
・休日のリラックスに:バーベキューセット や ハンモックやアウトドアチェアなど置いて
などなど暮らしの夢が広がるいいことづくめで、お客さまにも好評いただいています。
この工事風景を振り返ってみましょう。
向かって左側の1階の一部が車庫スペースとなっているお宅ですが、通常は柱を設ける部分(以下の写真の黄色の部分)に柱を無くすことが出来ました。
△現状(柱がない状態)
△通常設けられる柱/壁(黄色部分・合成)。
もちろん壁、柱を省きながらも家の強度も十分に有する構造にするため模型を使用して検討しました。
△検討時に使用した模型(右下がガレージ部分です)
通常は「支える」ことが目的の柱に、圧縮と「引っ張り」の役割を持たせ、柱をつなぎ梁も太くし、強固に組むアイワホームのモクケン金物で固めました。
これは、構造、設計、接合金物などを一貫して自社で設計、加工しているアイワホームだから出来る事です。
今後もアイワホームは、お客さまの快適な住まいのため、創造、改造に尽力いたします。