アイワホームの家づくりは、実際に建て始めて(基礎作り)から完成まで約3カ月ですが
その中の大きな節目が、柱や梁などを組み立て、屋根の一番上にある梁を取り付ける「上棟」です。家の骨組みが出来て、一気に家らしくなるこのタイミングは、お施主様にとっても、我々にとっても印象深いタイミングとなります。
アイワホームの上棟は、基礎の状態から屋根部分の組み上げをまでを一日で行いますが、今回は3階建住宅の上棟の流れをご紹介します。
上棟の主な流れ
<前日まで>
〇基礎づくり
〇自社工場にて木材をプレカット
*プレ(前もって)カット(切る)。設計図に合わせて、木材を切断し
加工(結合させるための金具を取り付け)を行います
<当日>
〇作業用の足場を設置
〇現場に木材を搬入
〇1階
〇2階
〇3階
〇屋根
上棟の流れを画像でご紹介(基礎~1階)
今回は吹田市内にて約20坪程度の土地に建てる3階建住宅です
基礎部分はアイワの家の基礎作りを多数手がけた、ベテラン職人による施工です
当日朝、自社工場(大阪市東淀川区相川)から、自社でプレカット済みの木材を積んだトラックが出発します
現場では作業用の足場を整えてスタンバイ
現場にトラックが到着しました
■1階梁、1階柱
木材に組み込まれた金具に、柱がはめ込まれていきます
<はめ込み前>
<はめ込み後>
■2階梁
ここからはクレーンの出番です
クレーンでだいたいの位置まで移動して
はめ込みます
クレーンが届かない場所は力を合わせて人力で持ち上げます
一番目立つ位置の梁には、この家に住む家族が幸運に恵まれる事を祈り「家運隆盛」の文字が刻まれています。
これで1階部分が出来上がりです
上棟の流れを画像でご紹介(2階~屋根)
2階床が上がります これで高所の作業がはかどります
2階の柱が立ちました
3階の梁が運び込まれます
2階も形になりました
次は3階です
高所での作業は、通常に増して注意が必要です
3階の梁が出来て作業も終盤、青空も見えてきました!
最後は屋根の骨組みを上げ(これが文字通り「棟」を上げる)
屋根板を乗せ
完成です!
ここまで大小合わせて400個弱のパーツを5時間程度で組み上げました。
天候にも恵まれ今回もスムーズな作業が行えました。
次回は、上棟作業を支えるスタッフの技に注目して取り上げます。